2008年04月26日

中央線 Jazz

ジャズ 101.jpg

 『中央線ジャズ決定盤 101 〜極私的こだわりジャズ・ディスク・ガイド〜』
監修:明田川荘之 (株)音楽出版社


とにかく生まれてこのかた京都以外に住居を定めたことがなく、なんとも早まったことに学生時代から無謀にも“仕事”を初めてしまいその後というもの七転八倒を繰り返してきた私が、そんな状況もあって、本当の意味で腰を据えて音楽を楽しめた時期というと殆ど無かったのかも。あえて云えば、この二、三年その“仕事”なるものが超低空飛行(地下かも…)で瓦礫か何かに引っかかり不安定ながら一つ処にようやく踏みとどまっているかのような“今”が、ひょっとして一番音楽に親しんでいるのかも知れない。

そんな訳で京都から一歩も(旅行や仕事は別)出たことのない私に『中央線Jazz』と言ったって詳しいから書いているのでは全くない。
ひょんなことからネット上で知己を得た池上比沙之氏のお薦めで足を運んだ「渋谷毅&峰厚介」ライヴでお二人の“波動”に触れスゥィッチが入ってしまったのかも知れない。
以後、私の中の『音楽に対する風邪っぴき』はパラノイアへと変貌するのではないかと危惧するほどに危なっかしい状態なのかも。
俄然私の中で沸騰した“音楽熱”を数々のステージや音源がサポートしてくれるなか、ふと手に取ったのがこの本「中央線ジャズ決定盤 101」だ。

巻頭まえがきから、いきなり渋谷さんの「ぼくと中央線の深い関係」から始まるこの本の中味は当然と云えば当然ながらも、奥が深い。即ちこれが、阪急宝塚線でもなく湖西線でもなくて、中央線だから(なんでやねん?)である。

はっきり云って、私、この本に登場するライヴ・スポットのどれ一つ覗いた試しもクソ(失礼)も無いのだが、何故か郷愁を誘われるのは、独り、私だけではない筈だ。
『アケタの店』、『入谷なってるハウス』………などなどこの中央線沿線に散らばる、とても奥が深くて個性的な面々が毎夜登場する夢のような店やその盤に興味のある方は是非に読んでもらいたい本である。



ということで…って訳でもないのだが、この処、渋谷さん関連的postの連続になっているような気もしないではないが、渋谷さんなら「ま、そんなこともあるんじゃない?」でさらっと終わる
だろなぁ…わはは。

rag1.jpg

『渋谷毅オーケストラ』 at LiveSpot RAG


rag2.jpg


渋谷毅(p) 、 峰厚介(ts) 、松風鉱一(fl,as,bs) 、林栄一(as) 、津上研太(ss,as) 、松本治(tb) 、石渡明廣(g) 、上村勝正(b) 、古沢良治郎(ds)


この布陣は、現在の日本でも最高のメンバーと云っても過言でない程の超強力ド迫力。峰さんとは前回の渋谷さんとのDuo以来の生演奏を聴くことになるし、にゃんこに咬まれて手術までしちゃった林さんや超ファンキィds古澤さん他、それぞれ是非生で聴きたかったミュージシャンが大集合なのだ♪



rag4.jpg rag3.jpg


この他にも多彩なミュージシャンがRAGの27周年に合わせて?集うらしい…。
どちらにしても、京都では、著名なミュージシャンが京都RAGで、ライヴを繰り広げているってのは確かだ。だというのに私は今回(5/2)がRAG初めてなのだが…。
posted by tori's 108 at 00:00| Comment(20) | TrackBack(0) | books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本屋さんに並んでるのを立ち読み(見ただけか?)しましたよ、これ。
鳥兄に同じく、どの店も私には縁が無いけど、出張の際に寄れるかな〜位で。写真を見るといい感じですよね、どの店も。
まぁ、居心地がよいかは行ってみないとわからんか。ええなぁ、、、、
Posted by 泥水飲込 at 2008年04月26日 21:41
最近は宮野さんや渋谷さんが出るってことで、初めてお邪魔する店が多いですけれど、ここには二度と来ない!などと思う店は無いですね。Bigappleさんも良い感じの店だったし、アルコールの出ない店はちょっとね…ですが…わはは。

しかし、このRAG、結構出てるでしょ?一度も行ったことないけど…。ここは今まで書いてきたライヴ・ハウスと違って予約の段階で席の指定が出来るような、ミニ・ブルーノート?な感じみたいな、わはは。で、甥っ子を連れて行きます、爆。
Posted by torigen at 2008年04月27日 06:25
私にとって中央線沿線は違う国になってしまいます。東京から神田を超えただけのお茶の水はこの異境感が見事に興奮に繋がり、楽器屋さんをまわるのが楽しかったりします。
だから沿線か、私鉄などに中央線の駅にすぐに着く方々にとっては、アーティストそしてその予備軍が多くすむこのあたりは非常に日常ですが、私はむしろ非日常を味わいにいくという違うノリが出ます。
Posted by J・AGE at 2008年04月27日 18:36
↑なんとなく判るような、、、以前は都内を歩き回ってたから。
といいつつ、田舎モノだから、ホントに判ってるかどうかは厳しく追求しないように!
Posted by 泥水飲込 at 2008年04月27日 20:06
店のドアを開けるのに少し勇気はいるかも。
キャラの濃い人が多いだろしなぁ…わはは。
Posted by torigen at 2008年04月27日 20:18
アクセスは便利じゃないけど、入谷の「なってるハウス」は良い店ですよ。なんの虚飾もない、音楽と出会うためにあるお店ですが、ここのグランド・ピアノが渋谷さんの希望に沿ったセッティング(調律も含め)になっていることはこの本で初めて知りました。(笑)

東京出張中にライブがある時、突然現れて店内にいる東京の友人を驚かせるのも楽しい。(笑)ホテルのベッドは慣れないし、出張中は睡眠を取らないと明くる日が辛いんですが、生の音楽の誘惑には負けてしまいますね。(苦しい言い訳か)
Posted by asianimprov at 2008年04月27日 23:15
沿線を見て歩きってのも良いですね。
「なってるハウス」店長さん、書いてたですね。
それぞれ、コメントが面白くて店の雰囲気や盤の感じを想像しております。
Posted by torigen at 2008年04月28日 03:49
先日久しぶりに寄った母校近所のコーヒー屋さんは経営者姉弟(若い)の弟さんが店内で無料ライブを開いていました。はじめて入ったお店で、いきなりライブは驚きましたが、真面目な、ギターの伴奏もなおざりではない弾き語りでした。
とりあえずいい感じでした。
Posted by J・AGE at 2008年04月28日 12:20
京都の鴨川辺りでも路上で若い子たちが演ってますが、なかにスゲ〜のりの子がいたりします。
うちの近くの『ひげ』って処のマスターは時間が来ると自動的にギターを持って演りだします。客は何をやっていても強制的に聴かされます、わはは。
Posted by torigen at 2008年04月28日 13:00
こちらのほうでは、、、ストリート系の演奏を聴く機会は殆どありません。
ゴンちゃんとお散歩に行く河畔公園では、、エレガットを持って演歌を弾くおじさんがいますけど。
Posted by 泥水飲込 at 2008年04月28日 17:56
学生の街ってこともあって、賑やかですよ京都は。
週末にしか街へ出ないけれど、必ず数えきれないバンドや個人が演ってますね。ま、ストリートなどと云う以前から普通の光景ではありますけれど…わはは。
Posted by torigen at 2008年04月28日 18:32
つとめ先の方は、駅建物入り口でたまにバンドが来ていますが、基本的に強制排除です。でもこれは本気で邪魔なので納得できます(爆)。
しかし例によって南米ペルー系の演奏実演販売はお目こぼし。テクもあって音もよくて邪魔にならないですね、これは。でも毎日だと流石に飽きます。
自宅の方はやはり捕まるか排除ですね。
こちらは交通の妨げになるのと、あまり調子にのっていると絡んでくる人間も多くて、結果的に事件もおきるからですね。
たまに静かに弾き語りしている青年達がいますが、とりあえず家にかえってチューニングからおぼえてほしいというのが正直な感想です(爆)。
Posted by J・AGE at 2008年04月28日 18:57
この手の話にはマスタGが出てきそうですね〜

ダンスの人たちが県庁所在地の駅のコンコースにいますが、、、こちらは、、、ダメダメちゃんが殆どで、、、おうちに帰って寝なさい〜と。わはは。

Jさん、ギター取り上げてチューニングしてあげたら?全弦1音下げとか、ドロップGとか。弾けないか、、、ぶわはは。
Posted by 泥水飲込 at 2008年04月28日 19:19
京都の場合は、そんなに邪魔になりません。
駅のコンコースなどではなくて鴨川ですから、わはは。でも音量が大き過ぎるのは迷惑ですね、聴きたくない人もおられるでしょうし。これからの季節、鴨川は床が出ますので場所は弁えなきゃなりませぬ。しかし、ニューオーリンズのマルディグラなど映像を見ていると羨ましいほどの音楽の洪水。各個人の家からそれぞれの楽器や歌声が聴こえるなんてなんともお洒落じゃないですか?
で、皆初めから上手い訳じゃなくて色々と経験や学習、練習を重ねて上手くなって行くんですよね。そういった子達には寛容の精神で接する私であります。
Posted by torigen at 2008年04月28日 19:33
真剣さ・熱心さが見えれば、、ね。それを否定するほどオジサンでは無いから。大体がここに来ている人たちは音楽好きだしね!
ニューオリンズ!ここは、イメージだけど、音楽が溢れてるんだろうなぁ〜ミーターズだもんな。

明日は、、休みだけど法人会の早朝セミナーは休止にならないので、、4時半に起きなきゃ、、

野外のライブとか、、、、観たいな〜
Posted by 泥水飲込 at 2008年04月28日 22:02
関西では、『春一番コンサート』ってのが毎年有り強力なバンドや個人が参加します。長丁場だから、全部聴くってのはムリ目だけれど、chi-B & masta.Gも毎年、フライヤ蒔きや告知に余念がないという春祭りであります。当然のように渋谷毅オーケストラや東原さんなど参加多数…とは言っても私は未だ一度もお邪魔してませんけれど…わはは。
Posted by torigen at 2008年04月28日 22:48
ほう、こういう本があったんですか(汗)

読みたい気がする反面、読んだら取り返しのつかない事態に・・・なんてね(^_^;)

考えてみると、野外ライブって万博公園のLive under the sky以来ないなあ・・・
繁華街の中南米系販促楽団は別として・・わはは。

Mt.Fujiに十字軍が来るなら行きたいなあ
Posted by ラ・マンチャの男 at 2008年04月29日 00:53
まだ、発売された処であります、ラさん。

東京はなんだか訳のわからん知事が大道芸人に許可を与えて?るんでしたよネ?先におまえが許可もらえよ、新東京銀行頓挫で…って感じですかね?
何をするにしても他人のことを考えながらでないと遺憾ですが、こんな奴に許可してもらわなくちゃ何もできないってのも変な世の中ですよネ?庶民の文化にお偉方の許可など不要、これが国家統制に繋がるのですから何も良い事は起こらないです。靖国をそれぞれの立場で自らの考え方を映画にしてもド阿呆な国会議員たちが勝手に試写会やって映画館に圧力かけて…って、こいつら戦前戦中の日本を目指してる訳なのでしょうか?違う意見に聞く耳もたないって輩に民主主義を貫く意志も責任感も無いでしょう。あのニュースに阿呆づら下げて写ってた議員たちのレベルの低さと言ったら超がつく最低ですなぁ。
Posted by torigen at 2008年04月29日 06:02
よーーく考えてみると、「公共の場」とは
我々市民の場であって、お上の場ではないはず。

そこで行う大道芸というのは「民」のものであって、お上の許可というのは論理的に矛盾。

物書きがその理屈が判らないというのはなんとも皮肉。

某知事、決してマイナス面だけではないですが、如何せん、独善的。

靖国も、ド阿呆代議士の近視眼的な意見は論外として、右翼幹部連の試写会の方が賛否両論でいろいろな意見がでたとか・・・これもまたまた激しい皮肉。

そういった代議士しか選べないとなると、自分で出るしかないがそれができない小市民が政治無関心になるのかなあ・・・
Posted by ラ・マンチャの男 at 2008年04月29日 17:05
物事をしっかり考えている人もたくさん居るのでしょうが、権力欲に感心が無かったりするからねぇ。難しい問題です。
Posted by torigen at 2008年04月29日 17:40
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